2017韓国訪問

高校生1万人署名活動では2003年より韓国の高校生との交流を続けています。韓国を訪問し韓国の高校生宅にホームスティし、日韓の高校生で核兵器の廃絶と平和な世界の実現を求めて高校生1万人署名活動を行うほか、毎年8月には韓国の高校生を広島・長崎に招待してともに活動しています。また、長崎県被爆者手帳友の会の協力で長崎の被爆者も同行し、高校生と在韓被爆者との交流、日本と韓国の被爆者同士の交流も続けています。

歴史認識を巡って韓日関係が悪化する中で、高校生同士の交流は大変意義深い民間交流です。

今年は3月31日~4月3日、全国の高校生1万人署名活動のメンバー22名が、核兵器廃絶と平和な世界の実現を求める活動の目的をより明確にするため、高校生平和大使として韓国を訪問しました。

3/31、福岡からのフェリーでは、同行した被爆者中村キクエさんの被爆体験を聞き、同じく講師として同行した在間秀和弁護士から核兵器廃絶や在韓被爆者問題などについての学習をしながら、夕刻釜山に到着しました。ターミナルで出迎えてくれた韓国の高校生とともに、7歳の時に広島で被爆し韓国に帰国した金文成さんの話を聞きました。


4/1、広島で被爆し帰国した被爆者が多く住み、韓国のヒロシマと呼ばれる韓国中部のハプチョンにある韓国原爆福祉会館を訪問。釜山から韓国の高校生も同行しました。毎年の高校生の訪問は、「ハプチョンに春を告げる」行事となり、福祉会館に在所する100名ほどのハルモニ・ハラボジたちは楽しみに待っておられました。行きのフェリーで練習した韓国で歌い継がれる「故郷の春」を一緒に歌ったり、肩をもんだり、短い時間の交流でしたが、皆さんに喜んでいただけたようです。ただ、年々、ホールに集まってこられる被爆者の皆さんが減ってきているのが心配です。
  
午後は釜山に戻り、ホームスティ先の各家庭に向かいました。
4/2 9時、ホームスティ先から釜山駅前に集合し、日韓の高校生がグループになって高校生1万人署名活動を行いました。韓国の高校生も約200人参加し、約1時間半の活動で1050筆の署名が集まりました。署名の呼び掛けに応じてくれる人ばかりではなく、くじけそうになりながらも、韓日の高校生が協力して集めた署名でした。
  
  
その後、国立日帝強制動員歴史館を見学し、夕刻福岡行きのフェリーへ。船内で総括の会を行いながら、翌朝福岡に到着し、解散しました。
短期間の韓国訪問でしたが、日本と韓国の歴史、在韓被爆者問題、若者同士の交流と、中身の濃いものになりました。

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