オスロに足跡を刻んで~ノーベル平和委員会訪問

ノーベル平和委員会等訪問 (2018/3/11~16)

  高校生平和大使、1万人署名活動の約20年にわたる活動は、「将来に向けて平和な国際社会の構築にきわめて重要な役割を果たす」「この活動はノーベル平和賞にふさわしい」との声が上がり、《高校生平和大使にノーベル平和賞を実行委員会》は数年前から準備を進めてきました。ノーベル平和賞には推薦人が必要ですが、超党派国会議員24人から推薦を得ました。 2018130日、ノーベル平和委員会にノーベル平和賞への推薦状を送付し、受理するとの通知を受けとりました。

2018311日~16日、広島の船井木奈美さん(2年)と長崎の中村涼香さん(2年)が高校生平和大使としてノルウェーの首都オスロを訪問し、核兵器廃絶を訴え活動しました。


地元高校生との交流では、核兵器廃絶だけでなく、環境問題など多方面にも関心を持って活動している高校生に刺激を受けました。オスロでの活動を終え、2人の高校生平和大使は、広い視野を持って積極的に自分たちの活動を継続していくことが大切だと振り返りました。
 
【活動報告】

① オスロ市長・ノルウェー外務省に広島・長崎市長の親書を届ける

オスロ市長(マリアンネ・ボルゲン)とノルウェー外務省(アトレ・ミットゥン安全保障・軍縮部長とインガ・ニーハマール東アジア・オセアニア部部長)には二人の広島・長崎の被爆の実相と自分たちの活動の状況や平和への思いを語りました。それぞれから共に、若い世代の活動の重要性と継続を求めて賛辞を頂きました。オスロ市長は自ら市庁舎を案内しながら、ノルウェーの歴史や政策を説明していただきました。また署名もしていただきました。お土産としてもって行った原爆パネルもぜひ、庁舎で活用したいと話されました。外務省からは核兵器禁止条約成立を受けて、自国の立場(政権が代わって署名をおこなっていない)について、禁止条約に前向きに取り組む姿勢が必要との認識が示されました。












  


② ノーベル平和委員会訪問



ノーベル平和委員会常勤事務局長(オラブ・ニョルスタッド)には、活動の歴史や世界に広がった状況と広島・長崎の被爆者の思いを受けつぐ決意を語りました。ノーベル平和賞には数千件の申請が出ている状況があるが、メールであれ、郵便であれ、全てに目を通して審査をおこなっているとのことでした。その後実際に5人の委員が審査し決定する部屋を見せてもらいました。歴代の受賞者の写真が展示してあり、核の関連で10人が受賞しているとのことでした。


③ 高校生との国際交流~オスロ商業高校との交流

オスロの中でも1000人以上が学ぶ大きな高校です。現在国際メディアを学んでいるクラス(22人)の授業に2時間参加しました。

1時間目は日本の高校生が広島・長崎の被爆の状況と自分たちの活動についてPPを使ってプレゼンテーションを行い、その後質問を受けたり、意見交換を行いました。たくさんの質問が出され、活発な交流となりました。2時間目は3グループに分かれ、「反核」のメッセージの伝えかたや理解を得られる方法を討論し、1枚のポスターを作り上げると言う授業でした。日本の二人も一緒に参加しました。互いに意見を述べ合い、交流を深めました。

④ NGOとの交流で若い世代の活動に刺激を受ける

反核NGONo to nuclear weapons)を訪問しましたが、日本から若い世代が来るということで現地高校生4人もきて一緒に交流しました。環境問題を中心としたNGOChenji maker)のメンバーです。No to nuclear weaponsのサラ・ネス事務局長はICNが2017年ノーベル平和賞を受賞したことにより、政府からの補助金が復活されノーベル賞の影響が大きいことが報告されました。現地の高校生との交流では、若い世代が多方面にわたり、社会問題に積極的に関わっている事に刺激を受け、今後も連携をつって活動していくことを確認しました。



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