ミサイルよりもえんぴつを!15回目のフィリピン訪問

今年で15回目のフィリピン訪問。ニューヨーク同時多発テロがあった際、当時の実行委員会のメンバーで平和とは何かと様々な議論をする中で、やはり戦争や核兵器をなくす運動に取り組む一方で、過去の歴史にも目を向け、その背景に残る差別や貧困の中で暮らす子供たちの存在を知り、様々な面からの平和の形を知るきっかけにしたいという思いから、高校生1万本えんぴつ運動が始まった2002年からずっと続いています。1月に日本の高校生がフィリピンを訪問し、8月には原爆や戦争の恐ろしさ、被爆者や長崎市民の思いを知ってもらうために、フィリピンの学生を広島・長崎に招待しています。

 鉛筆の先がミサイルに似ていることから、ミサイルよりもえんぴつを!武力よりも教育を!を合言葉に、高校生1万本えんぴつ運動と、6人の学生に奨学金を送る高校生アジア子ども基金を続けています。今年は14日~7日まで長崎の高校生1万人署名活動メンバー永石莉里子さん、森ひばりさん、宮野春佳さんが、高校生平和大使としてフィリピンを訪問しました。

 今回も、マニラとタガイタイを訪問し、自立支援施設ブカスパラドへ、交流の象徴としてのえんぴつ8千本と奨学金を贈りました。今では、日本を訪問した学生が中心となって、フィリピンでも署名活動が行われています。

 今年は初めてマニラ市内にある教会で署名活動を行いました。また、日本を訪問した学生が講義を行っているシティカレッジの学生たちの前で、原爆の実相や日本の高校生の活動を紹介することができました。高校生だけではなく先生方も真剣に話を聞いてくださいました。校内でも署名活動を行いたいと言ってくださりました。

  訪問した3人の高校生は、えんぴつや奨学金を通して、核兵器の廃絶と平和な世界の実現をめざす活動がフィリピンでも展開されていることに驚いていました。

「離れているけど同じメンバーだ」と、改めてフィリピンの皆さんと再確認し、自分たちの活動、被爆74年に向けてしっかり活動していこうと約束していました。



 

 

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