高校生1万人署名活動

発足のきっかけ

2001年1月、高校生平和大使募集をきっかけに集まった高校生たちは、核兵器廃絶をめざす活動を自分たちの力でと考え、署名活動を立ち上げました。核兵器廃絶と平和な世界の実現をめざす「高校生1万人署名活動実行委員会」の始まりです。発足当初は、高校生の署名を集めようと考えていました。その頃、長崎の高校生は1万人くらいいるだろうということで、「高校生1万人署名活動」としました。

署名活動

毎年秋の実行委員会立ち上げから翌年8月の集約集会までの約1年間、各自の学校や街頭で署名活動を行っています。核兵器の廃絶と平和な世界の実現をめざす「高校生1万人署名」には、高校生だけでなくどなたでも署名することができます。8月に集約された署名は、高校生平和大使によって国連欧州本部へ届けられます。これまでに提出した署名は100万筆を超え、全て国連に永久保存されることになっています。国連欧州本部には、高校生1万人署名簿の展示棚があり、2011年11月に開設された常設原爆展にも、署名簿の一部が展示されています。

実行委員会の活動

 実行委員会の活動は署名活動だけにとどまらず、平和な世界の実現のための活動を展開しています。国内だけでなく、韓国やフィリピン、ブラジルなど海外へも活動が広がっています。修学旅行で長崎を訪れる中高校生や留学生との交流や、地震などの災害発生時の救援募金活動も行います。また、長崎以外にも、福岡、大分、熊本、佐賀、広島、大阪、奈良、静岡、神奈川、東京、新潟、岩手、福島、北海道などに拠点があり、それぞれに活動しています。

在韓被爆者問題への取り組み

原爆被爆者は日本人だけではありません。韓国にも広島・長崎で被爆しその後帰国した被爆者がたくさんいますが、未だに十分な援護が受けられていません。2003年より韓国を訪問し、在韓被爆者の皆さんとの交流や韓国の高校生と現地での署名活動などを行っています。また、韓国の高校生を毎年長崎へ招待し、学習や交流を深めています。

世界へ広がる1万人署名活動

1万人署名活動に取り組んできた卒業生が、留学先で署名活動を広げたり、交流を続けているフィリピン・韓国の高校生が現地で署名活動をするなど、署名活動は世界へも広がっています。ブラジル・サンパウロには、在ブラジル原爆被爆者協会の招きで高校生が訪問し、署名活動を行いました。また、手紙と署名用紙を送ったアメリカの高校2校から返事が届き、カリフォルニア州ダン高校を高校生が訪問しました。他にも、オランダ・ニュージーランドなどから署名が届いています。

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