6月15日(土)、16日(日)の二日間、第22代高校生平和大使広島結団式と広島研修が行われました。
初日の15日は、最初に元広島原爆資料館館長の原田浩さんの被爆講話を聞きました。原田さんは、自身の生々しい体験とともに、それらが大きな苦痛を伴って語られること、広島・長崎の歴史は現在・将来につながるものだからしっかりと胸に刻んでほしいこと、などを話されました。被爆体験講話は初めてという大使も多く、皆熱心に聞き入っていました。
この後、小雨の中平和公園周辺のフィールドワークをした後、今年4月にリニューアルオープンをした広島原爆資料館を見学しました。
夕食時には、大使や支援者それぞれの紹介もしながら、打ち解けていきました。
夕食後の結団式リハーサルでは、各大使のスピーチに平野伸人代表世話人の厳しい駄目出しが連発され、大使たちは真剣そのもので、夜遅くまで原稿の練り直しや、話し方の練習に励みました。
2日目の16日は結団式が行われました。多くのメディアも取材する中、大使たちはそれぞれ自身や地域のバックグラウンドにも触れながら、核廃絶への思いを語りました。
終了後、短い時間で絆を深めた大使たちは8月の長崎での再会を誓ってそれぞれの地元へと帰って行きました。