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第27代高校生平和大使国連欧州本部訪問

 今年も無事に高校生平和大使は欧州訪問を終え帰国いたしました。

大きな成果を上げることができました。多くの皆さんのご支援に感謝します。


第27代高校生平和大使は、8月19日~24日までスイス・ジュネーブにある国連欧州本部を訪問しました。

初日は、軍縮会議日本政府代表部を表敬訪問し、市川とみ子大使と核兵器廃絶をはじめとする軍縮の動きにについて議論をさせていただきました。その後、国連周辺の見学を行い、地雷やクラスター爆弾を批判するブロークンチェア、マルセル・ジュノー博士の記念碑などを訪れました。

2日目の朝からは国連軍縮会議を傍聴しました。市川大使が会議の初めに、高校生平和大使を紹介し、各国から歓迎のメッセージをいただきました。

その後、国連ツアーに参加し、国連の広さに驚きながら、国連の歴史を学び、様々な会議が行われていることを学習しました。また、高校生1万人署名と藤原さんの折り鶴が展示されているコーナーがあり、署名活動の継続・重みを再確認しました。

午後からは、国連軍縮局を訪問し、高校生平和大使全員がスピーチするとともに、広島・長崎市長のメッセージと96,428筆の署名・目録を提出しました。(これまでの合計2,723,142筆)メラニー・レジンバル国連軍縮部ジュネーブ事務所長は開会のあいさつで「高校生平和大使に会うのは昨年に引き続いて2度目となるが、昨年の感動を忘れることができない」「皆さんが国連で核軍縮の重要性について語ってくれることは大変重要だ」と語り、高校生平和大使の活動を高く評価し、今後の活動に期待を込めた発言は、高校生平和大使にとって大きな励みとなりました。

3日目は、早いもので最終日の活動でもありました。今回は新たにGCPS(ジュネーブ安全保障政策センター)とUNIDIR(国連軍縮研究所)を訪問しました。

 GCSPでは活動の紹介を受け、4人の高校生平和大使がスピーチを行い、意見交換を行いました。参加された職員の中には高校生平和大使のスピーチに涙を流して聞き入る人もいて、核兵器廃絶の熱い思いを伝えることができ、核兵器廃絶と平和な世界の実現に向けて多様な議論ができました。

次に 国連内にあるUNIDIRを訪問しました。こちらでも活動内容について4人の高校生平和大使がスピーチを行い、意見交換も行いました。夕方には、大使公邸で軍縮会議日本政府代表部主催のレセプションが行われました。外交官やジュネーブ大学の学生などが参加していて、多様な考えの人たちと交流を出来る有意義な時間になりました。

24日、長崎で帰国報告会を行いました。

これから、全国のメンバーに共有しながら、活動をしていくことを再確認し、長い高校生平和大使の旅を終えました。



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